仙台宮城野道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 佐藤 淳一
大導師 正範士 七段
 合掌 仙台宮城野道院道院長の佐藤淳一と申します。ご挨拶を申し上げます。

 少林寺拳法に興味を持ち故太田達雄大範士九段の青葉支部に入門したのは、15歳の時でした。以来50年間この道を歩んできました。

 岩手大学少林寺拳法部、東北生活文化大学少林寺拳法部、仙台宮城野道院を設立し武専教員として、全国で指導しています。

 現在、大学教授として若者を育成していますが、教育者として40年間活動することができました。また、令和2年度に地域文化功労者として文部科学大臣から表彰されました。大変名誉なことです。それもすべて金剛禅の思想のおかげであります。

 人間の行動の源泉はどこから来るのでしょう。心であると私は思います。心を落ち着かせ、清浄にする(明鏡止水)のは身体であると思います。この身体の遣い方を金剛禅の修練(少林寺拳法)で学んできました。

 道場での拭き掃除(作務)も仲間や教え子とやると心が暖かくなります。なぜか、やる気がみなぎります。気力がわきます。かつて荒れた中学校にも、8年間勤務し正常化に尽力しました。すべて金剛禅を修練して身に付いた自信と勇気があったからです。

 自分の道を自分で開拓できる力。

 自己の存在を支えてくれる縁(ダーマ)に気づくとき、人間は自分の道を切り拓けるのです。我々と一緒に修練してみませんか。

 いつでもお待ちしています。

合掌再拝

■道院長略歴■
2019,2020年仙台市立宮城野中学校で「少林寺拳法」の授業を担当。
3年生全クラスに9日間、講話、基本実技を指導する。