中学生になると部活や勉強で忙しくなり、友達との人間関係などの悩みは増える一方で、みんな大きな壁にぶつかります。その中で少林寺拳法を続けるという選択肢を取ってくれた拳士たちに心からエールを贈りたいと思います。みんな時間のやりくりをして、一生懸命修練しています。なるべく一人一人の思いを聞いて、望む方向へ導けるようにと考えています。
心と体の強さを求めている私たちにとって、心の強さとは何を指すのか?どうやって育てていったらいいのかという問いを常に持っています。これは関連団体行事「仙台市大会」の終了後の写真です。この日、仙台西道院では多くの子どもたちが、思った結果を得られませんでした。しかし、終わった後にこんな笑顔を作ってくれて本当に嬉しいです。自分の期待通りにならなかった時、人は他人のせいにしたり、八つ当たりしたりしたくなります。本当はそうしたい気持ちでいっぱいなのにこうして笑顔を作って他人を嫌な気持ちにさせなかった彼らには心の強さが育っていると思いました。仙台西道院の合い言葉「勝っても反省、負けても感謝」を忘れずにいてくれたようです。