福家祥弘先生 来仙

7月6日〜7日 元、小名浜道院長、福家 祥弘(ふけ よしひろ)先生に仙台にお越しいただき、指導をしていただきました。福家先生は当道院の金成副道院長の師匠にあたり、そのご縁でこのような貴重な機会を得ることができました。89歳という年齢には全く見えない闊達さには本当に驚きました。先生は三菱直島製錬所の少林寺拳法部時代より開祖直伝で多くの技を学ばれ、また、田村道明先生に師事し、隻腕の(故)上田清先生とともに修行をされてきた伝説の先生です。福島に転勤された後、福島県下で初めて少林寺拳法の灯をともし、数多くの指導者を育ててこられました。初対面の我が道院のメンバーはどんな厳格な先生が来られるのだろうと戦々恐々としていたところ、温かい笑顔で丁寧に教えてくださるその様子に感銘を受けておりました。法話では、子どもたちにもわかりやすいお話をしていただき、みんな身を乗り出して聞いていました。開祖の教えを正しく伝えておきたいという強い思いを感じ、我々つなぐ役割の者たちは、なお一層正しく学び、伝えて行かなかればならないと感じました。最後に何か質問ありますかと尋ねて下さり、「開祖はどんな人でしたか?」という質問に対して一言「優しい人でした」と答えられたのが印象的でした。福家先生、本当にありがとうございました。また来てください。

 

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