1985年に専門学校の指導を引き継ぎ、専門学校支部に少年拳士が一緒に混じって修練を行っており、変則的な形の支部運営を行っていました。
その後1986年に支部道場設立と支部引き継ぎをし、現在に至っております。
現在の場所で4カ所目で、会場移動の度に色々な方々にお世話になり、人との繋がりとご縁に感謝しております。
拳士の指導において「我以外皆すべて師なり」の言葉を年を重ねる毎に思いを強くしております。
特に少年拳士を指導するに当たり、どの様にしたら指導者の意図したことを理解し、行動に移してもらえるかを少年拳士同士のやり取りから気付かされる事が多く、得た方法を応用して指導に組み入れています。
少年・中学生はホタテの法則(ほめて・楽しく・テンポよく)を取り入れて集中力の持続と分かりやすい言葉で指導、技が出来る様になれば自信を持つ事できる。
そのような指導を心掛けています。
身心共にリフレッシュ出来る場所作りと少林寺拳法の魅力と、教えることの楽しさを拳士と共に広げていき、社会に貢献出来る道院を目指したい。
道院自体とてもアットホームな雰囲気で、道院の皆が仲間というだけでなく家族という感覚です。
全員仲良くそれぞれの練習の課題について皆で協力しあいながら克服出来るまで励ましあいながら楽しく練習に励む所が仙台東道院の特徴であり、その練習方法のおかげで皆伸び伸びと少林寺拳法を楽しめています。
また、仙台東道院の拳士の特徴は「メリハリがしっかりしている所」です。
これも道院の先生方の教えのおかげで身についたものです。遊ぶときはとことん楽しむ、練習はしっかり真面目に行う。
それができていない人には先生からだけではなく、中学生以上の拳士もわかりやすいように、丁寧に指導しています。
私は今専門学校一年生で、高校三年間は部活として少林寺拳法を続けてきました。
もともと仙台東道院に所属していたので、高校卒業と同時にまたこの道院に復帰しました。それは「もともと居たからなんとなく戻ってきた」という理由ではありません。
私はこの仙台東道院の温かさ、アットホームな空気が好きで、また仙台東道院の皆と練習がしたいと思ったことがきっかけで復帰しました。
一度離れたものの、また道院に復帰する拳士は私だけではありません。そして復帰した拳士を道院の先生方は温かく迎えてくれます。
私はこの道院が大好きです。
これからもこの道院で楽しく少林寺拳法に携わって行きたいです。